やさしい実践 機械設計講座
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設計ミス対策


単純ミス、種類ごとの対策

番号 A欄 B欄 C欄 D欄       対策案
1 不注意  
2   見落とし、忘れ 担当者が品質を確保できないのは知らないためである。知らないのは、上司が教えないためである。教えることに重点を置<。教える時間を確保する。
3     見落とし 担当者が見落すのは、見つけて〈れる人がいるので、気にかけないためである。自分で確保できる品質は、原則自分て確保させ、助けない。
4       点検省略 担当者自身の点検省略を許してはならない。自己点検されていない図面は、出図許可を与えない。
5         彼なら大丈夫という信頼感 上司は、事後点検より、事前・途中指導に重点を置く。必要な注意点は事前に与える。後戻りさせない。
6           自己点検が行われなかった 自己点検が確実に行われているかどうか、定期・定時巡回を実施して確認する。習慣化する。
7             業務が多忙であった 多忙を理由の言い訳を許さない。前もって応援の必要有無がわかっていることは、事前に対応を促す。義務付ける。
8             気持ちにゆるみがあった 品質確保上守らせるべきこと、作り込みが必要なことは、そのつど何回でも繰り返して指示する。 1回ではだめ。
9           事前指導が行われなかった 事前指導ができない時には、途中介入と途中指導、担当者へ毎日終了時に進捗状況報告を日課として義務付け、習慣化させる。
10             今まで問題がなかった 品質確保は日常における最大の危機管理テーマとして対応する。
11             上司に指導する余裕がなかった 上司本人が直接指導できない時には、代理人を指定し、これに必要事項を委託する。
12         納期遅れを避けたいため 後から時間が足りなくなるのは、計画の立て方、進捗管理と遅延回復対策に欠陥がある。当初計画から見直しする。
13           出図納期が迫っていた 納期より品質を優先させる。品質を確保した上で納期を守れるようにする。必要時間は当初よりキチンと確保させる。
14             点検時間を確保できなかった 時間不足は当初時間見積りの間違いである。時間見積りの間違いとは、業務量と担当者能力の見込み違い。根拠となる裏付け作りをする。
15             納期、日程優先の考えがあった 品質がだめなら、納期が守られたことにはならない。納期内に遅れ回復可能な進捗管理で対応することを原則とする。
16           日程が遅れていた 納期が迫リ回復できない時点で、遅れがわかっても意味がない。進捗管理は毎日1時間単位で遅れ有無把握を原則として対応する。
17             急がされていた、計画に無理があった 進捗管理では、毎日の進捗(遅れ有無)を時間単位で明確に把握し、翌日へ持ち越さない原則で対応する。
18             問題が出たら対応すればと考えた 問題が出ると後工程・営業・顧客の信用低下となる。品質確保はすべてに優先する原則で対応する。
19         点検時間に余裕がなかった 点検時間(注・自己点検を基本にする)も工数見積りに含めて、日程計画・時間配分を行うようにする。
20           本人が能力以上の業務を抱えていた 本人の能力と業務量を見きわめて遅れが生ずる前に応緩や日程計画修正必要有無の判定をする対応が必要
21             見直しする気持ちの余裕がなかった どんなに忙しい場合でも自己点検を義務付け、実施させるようにする。
22             時間のやりくりがつかなかった 毎日の時間スケジュールを本人に立てさせ、これを守らせる。その日の遅れは、その日の内に回復させ、原則翌日へ持ち起きせない。残業は、そのためのもの
23           上司、同僚に点検する余裕がなかった 間違い点検は自己点検を原則とし、上司は本人でわからない部分へ相談のみとする。上司は見直しの事後点検には原則手を出さない。本人を信頼する。
24             品質優先の考えがなかった たとえライン(生産会社)を止めても品質を確保させる強い意思を上司は示すことが指導に当たって大切である。
25             すべて本人任せで行わせていた 品質確保は担当者責任の原則で指導する。上司の責任とは、点検を肩代りすることでなく、本人ヘキチンと守らせることである。
26         他の人へ任せた 担当者が第三者へ委託する場合の品質確保方法は、上司がキチンと指導する。注意点を十分教える。
27           受託者が十分に行わなかった 受託者が設計・製図の品賓を確保できないのは、知らないためである。知らないのは、教えないためである。教えるようにする
28             点検に漏れがあった 洩れは後ろ向きに点検するため発生する。ツールで点検しながら設計、製図するよう、前向きに実施する。
29             全体を丁寧に見ていなかった ツールに示された作り込みが必要な内容項目の1つずつへ印付け、塗つぶしの実行で確認するようにさせる.
30           受託者の点検法に問題があった 点検法を含めた設計・製図の手順・手引き・手本などのツール類を、委託に当って準備させる。
31             点検者の基準が異なっていた 受託者に勝手に判断させない。判断に迷ったりわからないことは、委託者へ相談するようにさせる。
32             受託者の点検法を確認しなかった 教えたツールの使い方がキチンとできるかどうか、演習または試験をして確認を取ってから委託させる
33           委託法に不備があった ツールの使用と自己点検の実施を、委託に当っての契約条件とする。守られない場合は、原則検収できない旨を受託者へ伝えるようにする。
34             点検の要点をきちんと教えなかった 委託に当っては手引書などのツール準備と、その使い方の説明・指導を担当者へ義務付ける。
35             すべて受託者へ任せていた ツールに従った設計、製図と自己点検を、委託に当っての必須用件とする。
36       不明のため気付かず 先輩の築いた経験則、失敗情報を共有化できるよう教えるのは上司の責任。時間を確保してキチンと教える
37         点検のポイントがわからなかった 点検は間違いを後から見つけるのが目的ではなく、間違いを作り込まないよう進めながら同時に行うことを目的とする。
38           点検法と点検箇所がわからなかった 手順書・手引書・手本図・チェックリストなどのツール一つずつ照合、確認するよう指導する。義務付ける。
39             点検法がわからなかった ツールと作成図書問を指差し、照合で大丈夫と確認できた個所の印付けまたは塗つぶしの実施を義務付ける。
40             点検箇所がわからなかった ツールに記載され、図書へ記入した全情報の点検確認を義務付ける。
41           判断基準を持っていなかった 必要なツールは担当者自身が設計、製図の中で作るよう指導する。わからない部分を解決できるよう上司が支援する。
42             関連箇所同士を照合しなかった とくに取合い方法、組合せ方法、相互関連の取り方の標準を作り,そのつどツール化するようにする。
43             判断資料、指針、基準がなかった 判断を要する個所でわからない所は、必ずそのつど上司へ相談するようにする。
44         別の観点から見ていた 決められた判断基準、規格、経験則は、キチンと守るようにする。
45           基準、規格に従わなかった 規格・基準に従って設計、製図しているか、巡回時、毎日の定期報告書に問いただす。基準、規格を変えて対応したい場合には、事前相談を義務付ける。
46             指針、基準、規格を確認しなかった 規格、基準を確認していない場合は、最初からやり直しさせる。出図許可を与えない。
47             機能限界、製造限界を確認しなかった 限界、経験則lを確認していない場合には、最初からやり直しさせる。出図許可を与えない
48           独断で判断していた 裏付け、検証が伴わない自介勝手な判断は、これを許さない。新しい基準の設定は、必ず事前に上司へ相談を義務付ける。
49             すべて任されていた 任すとは、何でも許すことではない。品質確保できる信頼を得たことと、理解するようにする。
50             誰も何も言わなかった 何もいわないのは、品質確保で信頼していたのであり、それに応えるようにする.
51       集中力が欠如していた 同時に多〈の仕事は与えない。やむを得ず重なる場合には、1つずつ順序と区切りを付けさせる。1つずつ個別に集中するようにする。
52         気持ちが散っていた 担当者が同時に複数の問題解決に直面している場合には、スケジュール上で一つずつ分離して処理に当るようにする。
53           過去のテーマで問題を抱えて悩んでいた 品質絡みであれば、前のテーマ処理を優先させる。時間がかかる内容では、時間を区切って取り組むようにする。
54             過去のテーマの後始末に追われていた 後処理をだらだらやらないで、納期を決めてキチンと区切を付けるようにする。
55             次のテーマに時間をかけられなかった 後処理がやむを得ず長引く場合には、午前を後処理、午後は次のテーマへ取り組むなど時間配分を工夫するようにする。
56           同時に複数のテーマに手を付けていた スケジュール上、テーマを1つずつ区切って頭を切替えて対応できるようにする
57             落ち着いて考える余裕がなかった やむを得ず一人同時複数テーマに手を付ける時には、時間割表を作り、スケジュ-ルに合せて頭を切り替えて取り組むようにする。
58             処理する項目が多く手が廻らなかった 物理的に手が廻らないことが明白な時には、上司へ早めに相談し、応援が必要か、外部へ委託して欲しいか,意思表示を義務つける。
59           同時に業務以外の問題でも悩みを抱えていた 会社内で業務時間内には、仕事以外のことは考えないようにする。カウンセリングが必要なら思い切って休ませる
60             職場、組合、クラブの役員をしていた 仕事以外で対応が必要なら、昼休みか終業後を義務付ける。業務外のことには原則干渉しない
61             家族、自宅のことで悩みがあった 身上相談は昼休みか終業後、可能なら社外で対応する。
62         疲労がたまっていた 疲労は業務効率を極端に低下させる。適度な休養確保をスケジュー管理面からにする。
63           疲れてぼんやりしていた 仕事と休息、休養は、区別させる。休養が必要な時には、思い切って休ませる。疲労を取り除いてから、業務に集中させる。
64             前日深残業、徹夜で疲れていた 前日の疲れを持続させないよう、休養を与える。ムリは品質低下か、事故へ継がる。
65             残業、休日出勤が続き疲れていた 毎日残業が続〈のは、スケジュール管理が悪いか、業務効率が低下した証拠である。スケジュールの見直しをする
66           体調が悪く気分がすぐれなかった 体調が優れない時には、回復するまで思い切って休養させる。健康を害してはスケジュールそのものが成り立たない。
67             風邪で体調が悪いのに休めなかった スケジュール(納期)を守ることは大切だが、担当者の健康確保は、これに優先する。ムリしないようにする.
68             考えないでやってしまった 体調が悪いと思考力は鈍る。設計・製図の品質確保は、おぼつかない。回復するまで休養するようにする
69 忘れた           上司から口頭指示、電話連絡を受付る際は、そのつどその場でメモを取るよう要求する。その記録内容反復も要求する。その場で確認する
70   途中で中断した     いつ中断しても仕事は後戻りしないで復帰できるよう進行状況に合せ、そのつど記録、メモを録るようにする。
71     他業務の割り込み、ノイズ やむを得ず他業務の割込みが避けられない場合には、緊急時以外は区切の良い所までやって中断するようにする
72       電話による他業務の割り込み 緊急を要するかどうか時間猶予があるかどうかをその場で確認させ、必ず上司へ報告・連絡し、指示を受けてから対処するようにする。
73         客先、取引先の電話とその対応処理 受けた内容によって、どこの部署の誰がやるべきか、関係者へ連絡など上司へ相談し、指示を受けてから対処するようにする。
74           対応処理に伴う調査業務 内容によっては、文書で用件の連絡をするよう要求を指導する。記録を残させる。
75             クレーム関連のもの 会社と商品の信用低下へ継がる場合には、すぐ上司へ連絡・報告を義務付け、できるだけ早〈対応するようにする。
76             問い合わせに伴うもの 時間猶予が可能かどうか、その場で確認するようにする。それにより処理の優先度を決めさせる。
77           調査結果の連絡、報告 文書で行い記録を残させる。なお社外へ発信する文書は、上司の承認印を受けてから行うようにする。
78         他部署の電話とその対応処理 社内でも緊急以外は、できるだけ文書による用件伝達を要求するようにする。
79         その他の電話呼び出しへの対応 できるだけ直接呼出さず、 メールで用件を伝えてもらうようにする。用件を聞いてから呼出すかどうか決めさせる。
80       上司、先輩による多業務割り込み優先処理 直属上司の指示は、すべてに優先着手するようにする。
81         着手中に関連するもの順序変更対応 着手中業務内容の順序変更が伴う場合には、区切りの良い所で実施するようにする
82         着手業務以外の優先業務割り込み対応 上司経由以外は、業務割込みを原則認めないようにする。割込みが必要かどうかの判断は、上司へ相談して決めるようにする。
83       周囲の騒音、その他邪魔が入る場合 できるだけ業務に支障のない職場環境を、確保できるよう注意を払う
84         業務不能な騒音、振動、環境異常 可能な限り静寂な環境を確保できるよう努力する。(注・点検確認時声を出す行為は、これとは関係なく奨励する。)
85         業務以外の邪魔が入る場合 業務以外の邪魔は、原則排除する。業務に関係ない電話の取次ぎは原則行わせない。面会も同じとする。
86     時間切れで中断した 中断時以前に後戻りしないよう、中断箇所を記録で残すようにする。
87       会議、出張、外出、来客 状況が変ったら、それ以前のことは忘れて頭の切替えができるようにする。また忘れても良いよう準備させる。
88         会議、打ち合わせ、来客への対応 前もってわかっている会合などへの参加、対応では中断もスケジュール管理の1つとして対応するようにする。
89           環境変化に伴う失念、忘却 環境が変ったら前のことを忘れさせる。
90           やり直しに伴う失念、忘却 前の記録がないと、復帰の際後戻りが伴う、したがって後戻りしないですむ中断の仕方をにする。
91         出張、外出、他行事への参加 出張には前準備が伴う。その際中断時の記録と、すぐ復帰できる準備も一緒に行うようにする
92       食事、退勤 思い切って忘れさせる。仕事を離れたら、仕事をいつまでも引きずらないようにする。
93         気を抜くことに伴う失念 仕事以外の場では緊張をほぐし、気を抜き気分転換するようにする。
94         気分転換に伴う失念 気分転換は、疲れを取り考えの飛躍を促す清涼剤になる。時々これを積極的に行うようにする。
95     トイレ、息抜き休息 その場で誰でもわかる簡単な間違いを繰り返すのは、疲れが溜った証拠である。そのような状況では休息を促す。
96   他に考え事をしていた 会社内で仕事時間中は、仕事以外のことを考えないようにする。
97     他のことを考えていたための失念、忘却 できるだけ1つの業務へ集中するようにする。他の業務テーマが気になり邪念を除けない等は、時間を区切って頭を切り替えるようにする。
98       記録を残さないための失念、忘却 「すべて記録せよ」を指導の原則とする。
99       記録力が弱いことに伴う失念、忘却 メモを録ることを義務付け、習慣化するようにする
100     他のことと内容混同に伴う失念、忘却 複数のテーマを同時に処理する必要のある時は、スケジュール上時間割表を作り、テーマを区切って別々に処理へ当るようにする。
101 記入時、転記時 ツールと作成図書の問を指差し確認、印付けをしながら 1つずつ点検を積み上げて進めるようにする。
102   読み取り時 ツールや作成図書から読み取る際、見落しのないよう目線で追うのみでなく、一緒に声を出し確認するようにする。
103     読み取り箇所指さし、照合忘れ ツールや作成図書へ記載した内容を読み取る際は、必ず指差し照合することを習慣とするよう義務付ける
104       読み取り個所印付け忘れ 読み取りが確実に済んだかどうかを印付け、または塗つぶしで確認するよう義務付ける。
105       指さし忘れ 読み取り個所が間違いないかどうかの確認を指差しするようにする。
106     読み取り個所目線合わせ、気持ちの集中化忘れ 読み取り間違いをな〈すには指差し個所へ目線を合せるとともに、気持を集中させる。そのため声を出すよう義務付ける。
107       他の考え事排除忘れ 別のことを考えているなど頭の中に邪念がある時は、読み間違いの原因となる。気持を集中して行なうよう指導する。
108       目線、焦点合わせ忘れ 目線と焦点が合っていなければ正しく読み取りができない。目線と焦点合せも集中するよう指導する。
109   一時記憶時 読み取った部分の記憶を確かにするには、声を出しながら記憶する。
110     読み取り声の出し忘れ 間違い防止のため声を出すことを.恥しがらないよう指導する。 また他人の声も気にしないようにする。
111       頭の中の雑念排除忘れ 気持を集中することに、慣れるよう訓練する。
112     気持ちの集中力欠如 気持を集中するとは雑念を除くことである。そのためには周囲を気にしないようにする。
113       一時記憶忘れ 一時的にせよ頭に記憶できない場合には、メモで記録しながら記憶するよう訓練をする。メモは記憶を助ける補助手段となる。
114   転記時 転記した部分に間違いがないかどうか、声を出し読み直しさせOKの場合には印付けか、塗つぷしを行う習慣をつける。
115     記録、読み取り個所と照合忘れ 転記個所と読み取り個所は、そのつど照合し直しするようにする。
116       転記、記入個所の指差し照合忘れ 転記個所へ記入(入力)間違いを防ぐには、指差しれいこうを行う。
117       転記、記入個所への印付け忘れ 転記個所へ記入(入力)が正しく行われた湯合には、印付けか、塗つぶしを行うようにする。
118     読み直し時声の出し忘れ 転記個所と読み取り個所の照合、見直し時には、声を出し確認するようにする。
119 その他の不注意 記入すべき情報のすべてについて、見落し、忘れがないかどうか、その場で確認を積み上げるよう指導する。
120   計算、演算時の不注意 そのつどその場で逆算、検算を同時に行いながら間違いがないかどうか確認を積み上げるようにする。
121     数式、数値の設定、入力時 ツールと作成図書問を指差し照合し、その場での確認をする。
122     演算、逆算忘れ 逆算、検算による確認も、その場で必ず行うようにする。
123   部品点数の数え時の不注意 通し(連番)では数えない。グループ分けして数えさせる。印または数字を付して数える。必ず逆方向も数え直しする。
124     途中数値記録忘れ 数量の多い部品や部材を数える時は、コピーの上へ数字を記入しながら数えることを守るようにする。
125     見直し、数え直し忘れ 必ず逆方向から数え直して、そのつどその場で確認するようにする。
126   図面作成、文書記載時の不注意 図書上で表現する情報のすべてについて、原則間違いがないかどうか、その場で確認しながら進めるようにする。
127     図示表示法確認照合忘れ 製図規格に適合しているかどうか、独自の勝手な表示法をしていないかどうか、自分自身で点検させる。
128     文章作成時の確認照合忘れ 文言表現は簡潔に誰でも理解できるかどうか、後工程(生産会社)が誤解しないか、用語の定義がはっきりしているか、点検を行う。

 

検図漏れが発覚した場合の手順

1、現場対応、暫定対策、恒久対策、図面整理

2、図面履歴に記入

3、発生重要度により、即チェックリストに反映させなければならないと判断されたものは、即実施

4、チェックリスト改訂を定期的に見直しをかけて、そのタイミングで反映

自信を持って図面を出そう

他人のミスや間違いは、自分で気が付くよりも3倍は、気が付くものです。

人のミスをあげつらう人は、まだ、人生経験が未熟なのです。

仕事の上では、ミスは許されるものではないですが、チャレンジして出てしまったミスは、次へのかけ橋です。

設計という仕事は、仕事の成果物を記名で裸でさらす仕事です。一切の隠し事はできません。

それが誇りにもなります。

仕事は、”やらされ感”のあるうちは何をやっても馬に念仏状態です。

仕事には、こだわり、プライドが必要です。 ミスのない図面を出せることはプライドです。

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