やさしい実践 機械設計講座
  • TOP
  • 製図
  • 機械材料
  • 機械要素
  • 加工
  • 力学
  • 材料力学
  • 空気圧
  • 検図
  • セミナー
  • その他
  • サイトマップ
製図
  • 三面図、投影法、尺度
  • 図面サイズ、線
  • 特殊な図示、断面
  • 溶接記号
  • 公差、はめあい
  • 表面粗さ
  • 幾何公差
  • 寸法の入れ方 1
  • 寸法の入れ方 2
  • 寸法の入れ方 3
  • 設計時の注意点
  • 組図の描き方

溶接記号

溶接記号だけで溶接方法を指示することはまれです。 特に下のaの継ぎ手の種類などは、図中でわかるようにするのが通常です。 建築図面などでは、このような詳細図を描かないことが、あるかもしれませんが、機械図面においては、どの様に板を組み合わせるかは、図示します。

しかし、ビードの長さ、ピッチ、溶接高さ、開先の形状などは溶接記号で指示します。

a, 溶接継手の種類

溶接継手の種類

b, 開先形状の種類

開先形状の種類

なぜ、こんなにいろいろな形が必要なのでしょう?

開先をとるのも手間がかかります。 つなぎ合わせる両方の母材を加工するのは面倒だな~
片方だけで済ませたい、、のがレ形、K形です。

溶接を両側から行うためには母材を反転させなければなりません。

小さなものは問題になりませんが大きなものは、大変、または不可能です。 そうしたとき 
片側だけから行う溶接の時の開先がV形、レ形

両側から行う溶接の時の開先がX形、K形になります。

c, 溶接深さ

溶接表面から溶接底面までの距離 完全溶け込みは板厚に等しい

溶接深さ

d, 溶接部記号

溶接部記号

d, 説明線への記載方法

Copyright (c) KOUSYOU All Rights Reserved.