やさしい実践 機械設計講座
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ステンレス鋼の分類

ステンレス鋼は鋼材の中でも種類が多く求められる用途も多岐にわたるため、どの種類が適切なのかを調べるのに苦労しがちです。 また、各種の情報が詳しく書かれすぎていて、少量使用するときにほしい情報が埋もれてしまっています。

私なりに重要だと思われることをまとめてみました。

初めにステンレスの種類は大きく2種類に分類されます。

Cr系 400番台 Cr-Ni系 300番台 に分かれます。が 私はあえて3種類に分けて記憶しています。

Crを13Cr(マルテンサイト系)と18Cr(フェライト系)とに分けます。

Cr-Ni(オーステナイト系) (Niを入れると耐腐食性が向上します。) の3種類です。

1、13Cr(マルテンサイト系)には、焼きがはります。431,403,410,420,440

2、18Cr(フェライト系)には、焼きは入りません。 焼き戻しをする場合は、あります。 耐食性が13Crよりよい、Cr-Niよりおとる。430,405

3、Cr-Ni(オーステナイト系)には、焼きは入りません。 耐摩耗性を求める場合は、浸炭が可能です。304,321,316,301,302,309

ステンレスは、普通鋼、炭素鋼と比べ粘り気があるため切削性が劣ります。 また、タップなどにネジを締めこむ場合、食い付きが発生する場合があります。 溶接をした場合、必ず酸洗いなどの後処理が必要になります。(亀裂、錆の原因になります)

下にステンレス特性の一覧を示します。EXCEL DATAはこちらからどうぞ

ステンレス特性

ステンレス分類

 

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